結果へのコミット力

当然だが、世の中は結果責任なので、良い感じの着想を得て、それに遂行が伴っても、結果が出せなかった人には超絶にシビアだ。

良い着想と遂行があれば、結果が出るのではないかとも思うが、そういう例はあまり多くないように思う。
では他に何が必要なのかというと、「結果へのコミット力」なんじゃないかな、と思う。

「コミット力」は、謎の片仮名語が混じっているので、あまり普遍的でない印象も受けるが、自分にはそれが丁度いいように思う。
なぜなら、諦めない気持ちや、粘り強さ、にしてしまうと、少し柔軟性が足りないように感じるからだ。

最近、「まじめ」が良い意味で使われなくなってきているようだ。
世の中が激しく変化している中では、まじめに粘り強く行動することで、軌道修正が効きづらくなることを良しとしないのであろうか。
かといって、一生懸命取り組むことは、言うべくもなく重要である。

「結果へのコミット力」は、結果にコミットしているので、まじめなやる気、情熱等の気持ちに加え、
時には知恵を絞り、軌道修正や、思い切った方向転換を行う、一段高い視野を持った柔軟性も内包しているように思う。

また、方向転換や軌道修正には、かっこ悪いことや、泥臭いこと、恥ずかしいこと、が付随することがある。
そんな時も「コミット力の発揮」と考えれば、めげずに良い結果を勝ち取れるはずだ。

まだギリギリ20代。大小ともあれ、結果を出すチャンスはまだ多分にあるはずだ。