FireFox OS用ウェブアプリ

FireFox OSがどんなものか気になっていたので、とりあえず触ってみようと思い、一冊本を買って、先日作ったwebサービスをFirefox OS用にウェブアプリにしてみることにしました。

実機はないので、シュミレーターで確認しています。

海外ニュース検索http://news.sekaino.info
にFireFox OSからアクセスすると、インストールボタンが表示されるようにして、

クリックすると、こんな感じの画面が出て、

ホーム画面に追加されました。

予想以上にさっくりいって感動。

今回はOSへのインストールだけ試してみましたが(これだとiphoneの「ホームへ追加」ボタンとそんなに変わらないかも。。)
色々なapiが用意されているそうで、javascriptで端末のコントロール(プッシュ通知や、ショートメールの送受信などなど)ができるようです。

また、OSのキセカエが簡単にでき、前々からこれはアツい!、と思っていたのですが、やはり続々とカワイイ系のキセカエがつくられてきいるそうです。

FireFox OSの「Webをプラットフォームにする」というビジョンは、ワクワクしますし、その方が便利なんじゃないか、と思います。
また、開発途上国向けの製品といいながら、ギークに響くOSと言われてたり、セグメント真逆なんじゃ、、という所へ同時に訴求しているのも、予定調和じゃない所から、新しい価値が出てきそうな感がして、自分は好きです。(多少混乱していますが)

ただ、iphone,Andoroidでもウェブアプリは動きますが、FireFox OSでは動かないアプリがたくさんあるので、そこら辺が利用者に敬遠されて、すぐさま既存の地図が塗り替わることは、ないんじゃないかなー、というのが、今のところの率直な感想です。

久々につくってみた

大したものではないですが、久々にWEBサービスをつくりました。

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http://news.sekaino.info

 

作成の経緯など

私の最近のささやかな楽しみは、月に一度程度、映画好きの友人と映画を観に行き、その後、終電ぐらいまで、1本の映画の感想、考察をしゃぶるように語りつくす、というものです。

その中で、スマホ片手に、評論とか監督のインタビューとかを調べながら、順次、会話に燃料を投下していくのですが、邦題だけで調べても、燃料には限りがあるので、原題で調べる必要が出てきます。

そこで、最初、映画原題検索をつくりました。
http://news.summer-is-calling.com/movie.php
ex. 恋はデジャブ ⇒ Groundhog Day
※先ほど体裁整えましたが、作成時はデザインの入っていない、ごくごくシンプルなものでした。

これは、wikipediaから映画の原題箇所をひっぱってきて、検索するというものだったのですが、
最新の映画には、wikipediaがなかったりしてうまく機能せず、つかえねー、という結論に至りました。

kitto

さて、どうしようかな、と色々考えたのですが、
私のもう一つのささやかな楽しみに、世界で快進撃を続ける某サービスのニュースを、こっそり読んでテンションを上げる、というものがあり、海外のニュースを手軽に調べたい、と思っていましたので、そちらの方向にスイッチすることにしました。

これも簡単で、翻訳APIで、クエリーを多言語に翻訳して検索するというだけのものです。
ただ、スマホで使いやすようにスワイプで国を切り替えたり、翻訳機能を付けたり、しました。

news

①検索(日本語・英語可)
②スワイプで国の切り替え
③外国語⇒日本語翻訳

翻訳機能ですが、翻訳精度の問題で、最初は、常用するには厳しいなと思ったのですが、
人間とは不思議なもので、毎日使っていると、だんだん目が慣れてきて謎の日本語も読めるようになってきます。

このように、確固たる信念のない状態でつくったのですが、
・政治系のニュースだと、同じニュースなのに国内外で逆のことを言っている場合があったり、
・当然ですが、世界には時差があることが分かったり、
・アメリカは情報量が膨大だな、日本大丈夫かな、と感じたり、
等々、なかなか面白い気づきを得ることができることが、分かりました。

 

また、私はそれほど興味がないのですが、
海外でのサッカー選手(主に香川)の評判を調べるのに役立つ、と喜んでくれる人もいました。

労力のわりには、それなりに面白いものができたと思いますので、
せっかくつくったので、使ってもらえれば幸いです。
http://news.summer-is-calling.com

つらつらと

夏休みなのに予定がないので、今後のインターネット(モバイル)について考えてみました。

まず考えたのは、デバイスの転換期には、新しいサービスが生まれるのではないかということです。
個人的にはgoogle glassが普及して、「電脳コイル
みたいな時代がくれば、超楽しいと思うので期待していますが、実際どうなんでしょうか。

それよりも、FireFoxOSなどなどのWebベースOSへの転換、の方が現実味がありそうです。
通信速度がどんどん早くなることは明白かと思いますので、OS的な機能をサーバー側で持つ、というのは合理的だと思います。
ユーザーはデバイスが変わっても、アイパス(生体認証だともっと便利)さえあればいつでも同じ環境にアクセスできますし、
機種依存等そこまで考えないのでいいので、開発する側も少し楽になるかもしれません。

WEBベースのOSでは、キセカエが割と簡単にできそうですので流行ったり、
アプリを落とさずプッシュ通知が使えたりして、プロモーションのE-mail替わりになったり、するかもしれません。

ただ、すぐに普及するかといえば怪しいかと思います。
車には詳しくないのですが、今の状況は少し電気自動車に似ているような気がします。
電気自動車が素晴らしいからといって、充電スタンド(高速インターネット)が整備されない限り使う人は少ないかもしれません。
まずはハイブリッドカーで、といったころでしょうか。

その上で、もし何年後かにWebベースのOSという流暢がくると仮定した場合には、ネイティブアプリがなくなりそうです。
OSがWEBベースなのに、アプリがクライアントで動くのは不自然な感じがするので。
そもそも、ダウンロード・インストールという概念がなくなるかもしれません。

ただしこれは、ガラケー⇒スマホほどのインパクトにはならないのではないか、とも思います。
利用者にとって品質が同等であれば、ネイティブだろうと、WEBだろうと関係ないからです。

結局のところ、私は何が言いたかったのでしょうか。
「電脳コイル」が凄い、と言いたかっただけではないのか。

うっかり長い時間をかけてしまったので、結論めいたものを出さないといけないという強迫観念があるのですが、
まとめるとするならば、今後しばらくは、インターネットがどうなるかというアプローチではなく、
利用者が何を求めているか、を考えた方が良いのではないか、というのが一応の結論です。

結果へのコミット力

当然だが、世の中は結果責任なので、良い感じの着想を得て、それに遂行が伴っても、結果が出せなかった人には超絶にシビアだ。

良い着想と遂行があれば、結果が出るのではないかとも思うが、そういう例はあまり多くないように思う。
では他に何が必要なのかというと、「結果へのコミット力」なんじゃないかな、と思う。

「コミット力」は、謎の片仮名語が混じっているので、あまり普遍的でない印象も受けるが、自分にはそれが丁度いいように思う。
なぜなら、諦めない気持ちや、粘り強さ、にしてしまうと、少し柔軟性が足りないように感じるからだ。

最近、「まじめ」が良い意味で使われなくなってきているようだ。
世の中が激しく変化している中では、まじめに粘り強く行動することで、軌道修正が効きづらくなることを良しとしないのであろうか。
かといって、一生懸命取り組むことは、言うべくもなく重要である。

「結果へのコミット力」は、結果にコミットしているので、まじめなやる気、情熱等の気持ちに加え、
時には知恵を絞り、軌道修正や、思い切った方向転換を行う、一段高い視野を持った柔軟性も内包しているように思う。

また、方向転換や軌道修正には、かっこ悪いことや、泥臭いこと、恥ずかしいこと、が付随することがある。
そんな時も「コミット力の発揮」と考えれば、めげずに良い結果を勝ち取れるはずだ。

まだギリギリ20代。大小ともあれ、結果を出すチャンスはまだ多分にあるはずだ。

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